中国語のホームページ製作
日本語を標準とするホームページ作成ソフトを使用して中国語ページを作成する際に一番注意しなければならないのは「文字エンコーディング*」の指定である。
日本語を標準とするホームページ作成ソフトは、既定値では、日本語の文字コードに設定されており、その設定を変えておかなければ真の中国語のページにはならない。
設定を変えずに中国語の文字を書き込むと、文字化けしたり、日本語ホームページの中に特殊文字コードとして中国語が入り込むような状態になったりする。表示の際にも文字化けしたり、フォントをダウンロードするよう要求するメッセージが出たりする。
真の中国語のページを作成するためには、私は、METAタグの charset で中国語の文字コード GB2312 を指定することを推奨する。下記参照。
<META http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=GB2312">
但し、日本語環境で GB2312 を指定することができるのは、下記のネットスケープ・コンポーザなど、一部のホームページ作成ソフトに限られる。
* 文字エンコーディング(文字コード): 日本語や中国語など、全角で表示される文字(これを2バイト文字という)は、コンピュータの世界で扱いやすいように、予め決められたルールに従って数字(0〜9)とアルファベット(A〜F)で表現される「コード」に変換される。どの文字をどのコードにするかのルールは言語ごとに異なる。その言語ごとに定められたルールのことを「文字コード」と言う。文字を該当するコードに変換する作業をコーディング、コードから文字に変換する作業をデコーディングと言うが、これら全般をひっくるめて「文字エンコーディング」と言う。
* 多言語に対応した文字コードに utf-8 というのもある。これでも中国語のホームページを作成し、また表示させることもできる。 但し、この文字コードを使用する場合は、lang
属性で中国語であることを明確に指定しておかないと、文字化けの原因となる。(html lang="zh")
ホームページ・ビルダーのv9以降、Unicode (UTF-8) に対応になったので、一応、中国語を扱えるようにはなった。しかし、Unicode (UTF-8) ではなく、GBコードでホームページを製作するにはホームページ・ビルダーは不向きである。
ネットスケープ(通称ネスケ)のコンポーザーは、GBコードでホームページを製作できる。コンポーザーは無料のネットスケープをインストールすると使用できるようになる。
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